●堺市職員への「禁煙」の勧め
さて、昨日の健康福祉委員会での議論の続きですが、私は、市民の健康増進を担う堺市職員は自分自身の健康に留意してほしいしという思いから、市長に職員への禁煙勧奨について質しました。市長は、「がん対策推進条例の制定なども受け、職員の間には前向きに禁煙に取り組む機運ができているのではないか。長谷川議員の指摘を受け、副市長もその気になっている」と答弁。行政幹部がまずお手本を示すことに期待したいと思います。
●それでも「議員特権」を続けますか
そこで問題になるのは、議会フロアーの喫煙室です。7日の日記にも書きましたが、大阪市議会では、橋下市長の要請もあって、今年6月から喫煙室を廃止しています。竹山市長に、「堺市役所の施設管理者として議会に要請しないか」と質問。市長は、「この部分の管理は議会事務局に委任している」と言い、「大阪市では議会が決めてから市長が要請した」と逃げるのですが、いずれも事実誤認です。そのことを指摘しても市長は、「議会で十分議論して判断されるのが第一」と発言。どうやら、議会多数派と事を構えるのは避けたいようです。橋下市長の明確な姿勢と比べ、何とも歯がゆい限りです。
●タバコは「嗜好品」ではなく、「依存性薬物」
これまでの議論で、市長も私も、喫煙者に遠慮して「個人の嗜好ですが…」と言葉を付け加えました。しかし、これは誤りではないかと思い始めています。健康被害の原因となるタバコ(ニコチン)は、摂取が習慣化してしまうと、中断すれば禁断症状が起こる「依存性薬物」です。そのような視点を示して、委員会での1時間余りの議論を締めくくりました。

《2012.12.11〜12》

▼大阪議会禁煙=読売新聞(2012.5.9)

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※12月10日以前の日記は、前ページに掲載

12月11日(火)気温は8℃まで回復。日差しもあったので、自転車で外出しました。

来年早々にお届けする「議員活動報告」の作成に、昨日から取り組んでいます。少し早いのですが、年内に印刷を完了し、発送の準備も必要なためです。昼過ぎにできあがった原稿を印刷所に届けました。そして、そのまま自転車で登庁して、各所管と協議。

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目的は、同財団主任研究員の谷本晴樹さんにお目にかかるためです。谷本さんは、全国の政治倫理条例についての研究を手がけておられ、いろいろお話を伺うことができました。

いよいよ終盤を迎えた、東京の選挙情勢が気になっていました。折しも、十数年前まではよく選挙戦に加わったことがある旧友候補者の子息から電話が入り、少し手伝ってもらえないか」とのこと。私もちょうど、最終本会議までの間に余裕ができ、「議員活動報告」の出稿も終えたので、今日と明日に上京する計画を立てていたところでした。
陣営に日程を知らせると、「午後3時からでいい」とのこと。その前の時間を使って、尾崎行雄記念財団のある「憲政記念館」を訪ねました。

12月12日(水)米原付近の雪で新幹線は徐行。車窓から富士山にカメラを向ける人も。