9月8日(月)未明に小雨があったようですが、その後は晴れて「中秋の名月」もくっきり。
半袖では少し肌寒さを覚えながら大泉緑地へ。戻ってメールを開くと、「アクション日記」への感想が届いていました。
「いつも 市民のために、とりわけ世間の片隅に追いやられている人々のためにありがとうございます。大綱質疑の『バリアフリー問題』では、 階段を昇れない人々の声を継続して訴えて頂きました。『やさしい日本語』では
外国人だけでなく、子どもや高齢者、そして知的障害者の仲間のために訴えて頂きました。今年度は第4期障害者福祉計画策定の委員会が行われていて、自立支援協議会の当事者部会から知的障害の方も参加されています。彼女はわからない言葉には
直ぐ質問し、説明をしてもらいます。できるだけ多くの人にわかって貰う努力は本当に大切だと思います。そして今日(すでに昨日)、咲いていたヒメジョオンからドラマ『やさしい花』を思い出され、虐待をしてしまう母親の心に想いを馳せてくださいました。ヒメジョオンは可憐な花ですが、手入れの行き届いた庭には咲かない…とのこと。人の心も
『手入れを怠らないこと』が 必要なのかもしれません」(Y)
過分なお言葉に恐縮してしまいますが、確かに、ヒメジョオンは路傍の雑草群の中に咲いていました。
午後1時から始まった議会運営委員会にはテレビカメラ6台が入り、記者席も市民傍聴席も満席でした。異様な雰囲気の中で、北野礼一議員は持参の原稿を読み上げて釈明。「前回議運以後に精査した結果、新たに106枚の領収証(計91万円余)について明確な説明ができないことが判明した。合計が452枚(173万円余)となるので、3年間に交付を受けた政務活動費(以前は政務調査費)の全額(1050万円)を返還する。また、市民の信用を失墜させ、議会に迷惑をかけた責任をとって、議運委員と維新市議団団長を辞任する」とのことです。
●はがゆい議論…問われている堺市議会の対応は「待ったなし!」では?
議運委員からは、領収書の内容や「故意ではないか」との質問などが出ましたが、北野議員は「実務は妻がした。妻任せで管理責任を怠ったが故意ではない」と弁明。そんな様子を議員傍聴席からはがゆい思いで聞いていました。不適正処理の詳細は、議長と議運正副委員長による調査に委ねるとしても、北野議員の今日の説明で、公金である政務活動費と北野家の家計支出をきちんと分けていなかったことが明白になりました。自らの行為に立証責任を持つべき公職者としての資質に欠けているのです。なのに、そのことを指摘して、「議員を辞めるべきではないか」と質す議運委員は誰も居ませんでした。また、北野議員は議運委員の「辞職願」を提出しましたが、定例会会期中ですから許可議決は最終本会議(9月30日)となります。なぜ、「臨時の本会議を開いて、即刻、議運委員を辞めさせる」という提案もなかったのでしょうか。
世間の関心が、兵庫県議会の「野々村騒動」から堺市議会の「北野騒動」が移っている中、私たちは鈍感な対応を許されていません。
話は変わりますが、明日、決算委員会の市民人権分科会で「区政推進費」に関して質問することにしました。発言予定者の顔ぶれからすると、午後3時半以後でおそらく夕方になるでしょう。
9月9日(火)今日はすっきりとした晴れ。しかし、堺市議会は「大嵐」に対応できてません。
●3年ぶりの、うれしい来客も…
午前中、健康福祉委員会での議論に備えて資料の整理をしていたら、突然の来客がありました。2011年の市議選を手伝ってくださったOさんです。選挙後に胃がん治療の手術を受け、しばらく療養生活のためお顔を見ることがなかったのですが、とても元気そう。体調はすっかり回復し、力強い声が事務所に響きました。午後から登庁して、健康部、障害福祉部などと協議。保育新制度をめぐって、保護者や保育所職員の方の意見も伺いました。