《2014.9.18〜19》
(1449)

※9月17日以前の日記は、前ページに掲載

月18日(木)最高気温が23.7℃で、ぐんと秋らしくなってきました。シャツも長袖を着用。

古いアルバムに、堺市議会の旧議場で撮ったモノクロ写真がありました。私の初当選は1979年。そのとき、3期目の当選を果たされた「北野勇議員」と出会いました。この写真の議場で4年間、何かとお世話になった北野議員はその期を最後にご勇退。支持基盤もタイプもまったく異なる新人の活動を温かい目で見守り、また、生意気な主張を臆せず語る私の発言にきちんと耳を傾けてくださいました。その北野さんが、3日前に大往生。101歳でした。昨日の通夜、今日のご葬儀に弔問し、お別れさせていただきました。

午後3時から開かれた議会運営委員会は、今日もテレビ局7社の取材クルーが入り、新聞各社も勢揃い。もちろん傍聴席も満席です。
開会直後に議長から報告があって、北野礼一議員から議員辞職願が提出されたとのこと。昨日の「アクション日記」に書いた率直な思いが届いたのかもしれません。

月19日(金)朝、大泉緑地に向かう際、長袖シャツの上に何か羽織りたいほどの涼しさ。

喪主は、令息の北野礼一議員です。地元自治会の会長が弔辞で述べられた言葉が、耳に残ります。「(故人は)深井地区の区画整理事業に尽力され、地域の人望の厚い人だった。晩年、『礼一が(自分の)業績を引き継いで地道に果たしてくれているのが何よりの喜び』と語っておられた」。そんなお父上の思いを偲びながら、北野礼一議員が直面する事態を見極め、ご自身の歩むべき道を決断されたら、何よりの手向けになるだろうと思わずにいられません。
なお、ご葬儀の前、西消防署と消防本部に足を運んで、気になっていた事件を調査。葬儀終了後、市役所に戻って報告を受けました。

ともあれ、今日の議運は、北野議員の政務活動(調査)費の支出内容について、議長と正副議運委員長による調査結果を報告するのが目的です。その報告によると、北野議員が交付を受けた3年度分1050万円のうち、議会が定めた「運用指針」に照らして「疑義がない」と認められる支出額は、わずかに83万余りでした。これでは申し開きのしようもありません。
なお、議運では、住民監査請求が出た米谷文克議員(美原区選出)の釈明も行われました。ご当人は、提出書類が不足しているだけで内容には問題ないと主張。また、提出物が不足した原因について、「議会事務局がこれでOKと言った」と弁明しました。しかし、前にも書きましたが、「運用指針」は議員が自分たちで策定したもの。事務局への責任転嫁は見苦しい限りです。
※掲載した写真は、議運の開会前に撮影したものです。

「アクション日記」月別インデックスへ