@動物愛護施策と指導センターの機能拡充
JR堺市駅近くにある「動物指導センター」は、1974年に建設以来すでに40年。付帯設備も老朽化しているのですが、「都市計画公園の用地にあるため、建て替えが困難」と言われてきました。「移転」が話題になりながら、まったく進んでいません。動物愛護施策の新たな展開が求められる折、取り組みを見直す必要があります。私の指摘に対して、竹山市長は「動物愛護の観点を踏まえ、市民や愛護団体の協力を得て、事業の優先度も配慮しながら、現地での建て替えの問題を含め、適地の検討を進めたい」と答弁。そこで、これを機会に取り組みの強化を要請し、横浜市愛護センターの視察結果を披露しました。

《2014.9.17》
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※9月16日以前の日記は、前ページに掲載

月17日(水)夜明けが遅くなり、日暮れは早くなりました。一日中晴れて、17.9℃です。

健康福祉委員会は午後5時すぎに終わり、続いて決算委員会分科会を開催。私は、市長質問、陳情審査、分科会で発言しました。取り上げたテーマは、合わせて6件です。

A障がい者の社会参加=施策づくりにおける当事者参加
障害者福祉計画などの策定に向けて、当事者参加が求められています。堺市でも知的障害のある方を専門部会の委員とするなど工夫をしていますが、障がい者の参加率は政令市20市中の16位。その事実を示して竹山市長に質したら、「もっと多様な障がい者の意見を聞いてもいいのではないかと思う」との答弁がありました。関係部局の取り組みに期待します。
B子ども・子育て支援新制度の陳情への回答をめぐって議論
来年4月から実施される新制度に関して、保護者団体などから陳情が出されています。その一つ「家庭的保育事業にも保育士資格者の配置」という陳情項目に対する市当局の回答は、的外れです。他自治体の取り組み事例などを示し、独自基準の検討を求めました。
C市立斎場横の駐車場におけるトラブルについて
7月19日のアクション日記に書いた駐車場トラブル。その直後に改善を求めたら、市当局は素早く対応しました。とは言え、トラブル時の不手際は看過できないので、あらためて指摘。
D「やさしい日本語」への取り組みを質す
大綱質疑での市長答弁を踏まえ、関係部局がどのように取り組もうとしているのかを質問。子ども企画課長と障害施策推進課長が答えましたが、まだ十分ではありません。他自治体での具体事例などを示し、さらなる検討を求めました。
E「地域猫」の事業実施状況など
2012年の健康福祉委員会で制度創設を提案した「地域猫」事業。昨年度3グループが実施したものの予算は余りました。制度のPRとともに、取り組みへのサポートが必要なようです。

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