9月3日(木)天候は、今日も不安定。秋雨前線の居座りで、連日の雨となっています。
3日目の大綱質疑が終わったのは、午後5時24分。その後、大阪維新の会から「職員の政治的活動制限条例」が、また自民党から「大阪戦略調整会議条例の修正」が提案されて、質疑に入り、終わったのは9時5分でした。
●久しぶりに気持ちが高ぶった議論
私は、維新提案の条例が2年間も審議を重ねながら立法事実を立証できなかったことなどの問題点を指摘。また、維新議員が答弁のための資料を準備していなかったのは、提案者として不誠実だと、謝罪を求めました。さらに、質問内容をきちんととらえていないことを強くたしなめるなど、緊迫した場面も生まれ、別室のモニターで傍聴していた職員が「どうなることか心配だった」と、閉会後に伝えに来ました。
●自民党は竹山市長に助けられた…
自民党提案の条例改正への質疑では、第2回大阪会議への欠席戦術は、市民的には受け入れられないと発言。竹山市長の欠席で会議が不成立となったことは、結果として自民党を助けたのではないかと述べ、自民党はその「借り」を心得て、維新提案条例への対応も考えてほしいと結びました。
■MBSが小林議員のチラシ疑惑を報道
ところで、毎日放送が夕方の特集で、小林よしか議員(維新)の政務活動費支出に関する疑惑を報じました。1回あたり7万部も印刷しているチラシなのに配布された気配がないとのこと。取材班が堺市北区内で200人の市民に調査したところ、「見たことがない」186人、「わからない」10人、「見たかもしれないが、わからない」4人だったと報じています。
朝刊の番組表に予告されていたので録画を依頼。帰宅後に再生してみると、調査に答えた男性が「俊英さんのはよく入っているけどね」と語る映像もあって驚きました。いつも配布に協力して下さっている方が番組を見ていて、「配り甲斐がある」との電話を下さったそうです。
ちなみに、議会に取材カメラが入った昨日と今日、小林議員は本会議を欠席。今日の放送では、カメラに追われて「チラシの件は、印刷業者に言って下さい」と語る姿が流れました。また、放送によると、小林議員のチラシの印刷・制作を請け負っていたのは、4月の選挙で初当選した黒瀬大議員(維新)とのこと。議会でも、真相解明の必要が生じました。