《2015.9.24》
(1590)

※9月23日以前の日記は、前ページに掲載

午後1時半から始まった議会運営員会で、協議議題がすべって終わった折、9月3日に毎日放送が報じた「堺でも疑惑のチラシ」に関して、大阪維新の会の議運委員に質しました。
●維新として説明しないの?
報道では、橋下代表が「厳しく調査し、厳正に対処する」と表明していますから、当然、市議団でも調査を進めているはずです。29日の最終本会議で今期定例会は閉会となり、議運も今日が最後です。私の質問は、報道によって市民の間にまた政務活動費をめぐる議会への不信の念が広まっており、維新の会としての説明が必要ではないかということです。
●維新の回答は「調査中」
委員長に促され、維新の会の池田克史議員が「調査中だ」と答えましたが、さて、それで済むのでしょうか。私は、報道画像の一部を示してさらに質しました。取材に対して、小林議員は「チラシはチラシの印刷業者に言って下さい」、「ポスティングはポスティング会社に…」と答えています。しかし、記者が当該の会社を取材しようとしても、所在不明でした。
実は、印刷や配布は、小林議員の秘書だったと報じられた黒瀬大議員(維新公認で今春初当選)が経営する会社が請け負ったようなのですが、その黒瀬議員は「発注履歴や領収書は見せられない」と釈明を拒んでいます。
●改めての議運開催を提案
このやりとりを見る限り、小林・黒瀬両議員は、議員として説明責任を果たさなければいけないという自覚をしていないようです。
昨年、維新市議団の団長だった北野礼一議員の疑惑が発生した際は、当時の大毛議長が率先して疑惑の解明に努め、市議会としての市民への説明責任を果たそうとしました。今日の議運には、現在の維新市議団団長でもある水ノ上成彰議長が出席していながら、一言の発言もありませんでした。
ともあれ、今日は私が突然言い出したことでもあるので、最終本会議の終了後に再度議運を開き、維新の説明を求めたいと提案して納めました。成り行き如何では、最終本会議で議長への緊急質問を試みるつもりです。

▼写真=毎日放送(2015.9.3)の報道映像から

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