《2016.10.28》
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10月28日(金)朝、時折の雨粒を感じながら駅立ち。午後から、本格的な雨となりました。
南海・百舌鳥八幡駅前で議会報告。この駅前ではよくあるのですが、踏切に近づいて徐行する車の窓が開き、大声でのご声援をいただきました。くれぐれも安全運転を…。
さて、その黒瀬議員は、秘密会となる前の尋問で、吉田誠也氏の住所は「領収証に記載のもの」とし、吉田裕美子氏については「家族なので同じ場所と思う」と証言。さらに、「吉田誠也氏の電話番号を知っている」「今週も連絡を入れた」などと証言の上、番号については秘密会において答える旨を語りました。その後、百条委員会は傍聴者と取材記者に退席を求め、委員と証人、議会事務局職員だけでの秘密会として尋問を続行しましたが、その内容についての説明は控えます。
▲田渕委員長が「吉田証人の出頭を切に願う」と所感表明
会議の最後に、田渕委員長が今後の進め方についての所感を表明。両吉田証人の出頭に向けて、これまで何回も書留や配達記録郵便を送り、議会事務局職員が5回以上にわたって住所地を訪問しているのに、両人とも応答がないことなどの経過を説明。今日の黒瀬証言によって新たな連絡先手がかりが判明したので、早急に連絡をつけ、必要な場合は日程変更もありうることを言明。その上で、「当人たちの出頭を切に願う」と述べました。
さて、黒瀬議員が証言した電話番号で本当に吉田誠也氏との連絡がとれるのか。吉田氏の誠意や黒瀬議員の真相究明への責任意識が試されることになりました。
午後1時からは、百条委員会で、黒瀬大議員に対する2度目の証人喚問です。尋問前に小堀副委員長が、昨年12月以来、13回にわたる委員会の開催状況を報告。これまでの小林・黒瀬両議員の尋問で、小林議員が政務活動費への責任・権限を放棄していたこと、他方、黒瀬議員には事務執行に関する責任意識が欠如していたこと、さらに両証人の証言に食い違いがあることが判明したことなどを明らかにしました。
その後、小林由佳議員がチラシの印刷や配布を委託した業者である吉田誠也氏と吉田裕美子氏の証人尋問を11月11日に行うことを決定しました。さらに、黒瀬証人が証言席に着き、証人宣誓を行う前に、田渕委員長が再び証人尋問を行うことになった理由を説明。黒瀬証人に対して、「あなたも堺市議会の議員であり、市議会として真相を究明するために行っている本調査に協力する義務がある」と説き、「誠心誠意お答えいただくようお願いします」と結びました。
▼黒瀬証人は、印刷・配布業者(吉田誠也氏)の電話番号を証言