午後から、尼崎労働者安全センターで開催された「リスクコミュニケーションネットワークPJ」(仮称)に参加。この間、様々な情報を提供していただいた「中皮腫・じん肺・アスベスト センター」の石倉冬史さん、「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」の古川和子さん、さいたま市や西宮市でアスベストに関する住民運動に取り組んでおられる方々などと意見を交わしました。アスベスト被害を予防するための情報交換や研修など、今後の活動継続を確認。今秋、西宮市でシンポジウムを開催することなども決まりました。
午前10時から議会運営委員会。今日は朝早く登庁する用件があったので、議運も傍聴してみようと委員会室に向かっていたら、議会事務局の職員が飛んできて、「黒瀬議員が遅れるらしいので、代わりに出席してほしい」とのこと。堺市議会では、議運委員が欠席の場合に当該議運委員の選出母体の議員が「委員外議員」として出席し、発言できることになっています。
傍聴席ではなく、委員外議員席に座って、大綱質疑や維新提案議案への質疑を通告。15分ほど遅れて黒瀬議員が到着したので交代しましたが、もし、私が登庁していなければ、「議運での発言通告」ができず、危うく本会議での発言機会を失うところでした。
ともあれ、私の大綱質疑は、6月13日(火)の2番目と決まりました。当日は、1番バッターの共産党議員が90分の質疑を予定しているので、私の出番は11時半前後。持ち時間は40分ですから、うまくいけば午前中に終わります。
このところ、安倍首相の答弁は、「印象操作」を繰り返して、ろくろく質問に答えず、悪質さを倍加させています。森友事件も加計問題も、「黒」を「白」と言いくるめる政治に、国民は「あまりに酷い」と思い始めたのではないでしょうか。日刊ゲンダイの報道によると、北海道新聞が5月26日〜28日に実施した世論調査では、「安倍内閣を『支持する』は4月の前回調査から12ポイント減の41%、『支持しない』は12ポイント増の57%だった」とのこと。さらに、「6月1日に発表された日経新聞電子版『クイックVote』の調査結果は、もっと衝撃的だ。内閣支持率は前回調査の52.1%から25.4ポイントもダウンして26.7%だった」と報じています。
●「市民を欺き、愚弄する」政治は、堺でも…
安倍政権と比較するのは多分に気が引けますが、堺市でも、「辞職勧告決議は法的拘力がない」と高を括り、平然と議員の地位にしがみついて市民を侮り続ける2人の市議がいます。彼らが、証言拒否や「記憶にない」などと皆目調査に協力しなかった百条委員会の調査報告書には、「証言内容についても整合しないなど、場合によっては偽証と疑われるような証言もあり、両議員は真相究明への協力や市民への説明責任を全くと言っていいほど果たしておらず、議員としての資質を問わざるを得ない状態であった」と記されています。それでも、「市民の皆さんの怒りを買っている」と彼らは思わないのでしょうか。