《2018.2.3.15》
(1990)

※3月14日以前の日記は、前ページに掲載

月15(木9.3℃〜20.7℃。暖かですが、明日は雨の後、また寒くなるのだそうです。

竹山市長は4年前の健康福祉委員会で、「私は今、路上喫煙で非常に関心があるのは、子どもや女性が集まる、そしてにぎわいを高めんとあかんような商店街等を全面的に完全禁煙にせんとあかんというような検討を、いろいろなところでやっていただいている」と発言ました。
今日の健康福祉委員会では、まずその発言を紹介。そして、「白鷺駅前(の路上)に多数の灰皿が設置され、迷惑している」と、市民の方から指摘があったことについて議論しました。
●関係するすべての部局が「反省」
全部で9基あった灰皿のうち3基は、30年前、駅前道路を整備するときに堺市が設置したもの。受動喫煙防止が叫ばれる時代になっても放置されていたことを、道路を所管する土木部が謝罪。路上喫煙禁止などを呼びかけている環境事業部も対応に問題があったと認めました。また、通学路の設置を担当する市教委総務部は、「これまで認識できていなかったことを反省し、今後の通学路設置に当たっては児童生徒の受動喫煙防止の観点に立つように各学校を指導する」と答えました。
なお、たばこによる健康被害を防止する立場にある健康部も、「関係部局と連携して受動喫煙防止に努めたい」と答弁。「堺市健康づくりパートナー」の登録事業者と連携し、飲食店内禁煙などの気運醸成に努めるという対応方針を示しました。
●問題の灰皿は、1週間ですべて撤去
ともあれ、市設置の灰皿は指摘の伝達後1週間で撤去され、他の灰皿も設置者の協力を得て、全部が路上から消えました。「チンタラしない」と本会議で発言した中辻建設局長ならでは措置です。
議論の最後に、市教委が小中学校の「がんに関する教育」で使っている独自教材を紹介。さらに白鷺駅前商店街を通行する女性や子どもの写真を示して、市長の決意を聞きました。「望まない受動喫煙を防御していく措置を考えなければならない」と答えた市長の今後の対応に期待したいところです。

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●「森のようちえん」の訪問を竹山市長が快諾
受動喫煙をめぐる議論を終えて少し時間が余ったので、「子育て支援」に言及しました。美原区の菅生神社で催された恵比寿祭りの際、「どんぐり」の園児たちと出会った竹山市長に、「あの有名な森のようちえんでっか!」と声をかけられたという保護者からのメールを披露。市長に訪問を要請したら、「ぜひ一度、見学させていただきたい」と快諾してもらえました。なお、「森のようちえん」と「がん対策」については、明日午後の予算委員会分科会でも議論する予定です。