百舌鳥八幡駅で議会報告。「議員活動報告」を受け取って下さったご通行中の方から、「我が家も台風被害を受けた」との声がかかりました。また、すでにボランティアの皆さんが配布して下さった地域からも、被災についての相談が相次いでいます。ご相談が多いのは屋根の被害で、瓦屋根の場合、資材や職人さんの関係で「修理工事は2年先」になる」と言われとのことです。
●「大阪維新の会」ってほんとうに改革政党なんでしょうか?
午後から、議会力向上会議が開かれ、出席しました。いま主に議論しているのは、本会議での代表質問・大綱質疑の発言時間変更と、予算委員会・決算委員会の開催方法を変えることです。提案されている原案では、現在私に保証されている大綱質疑時間40分が20分に半減します。さらに、予算・決算委の6分科会を2分科会に編成替えした上、現在30分の分科会発言を1日7分(3日で21分)に、また総括質疑の質問時間を13分から7分に大幅減少します。
前にも書きましたが、議会力向上会議は、堺市議会基本条例第31条「議会は、議会の権能を高め、議会力の向上を図るため、継続的な議会改革に取り組むものとする」との規定に基づいて設置されたものです。議員の発言時間を減らすことが、「議会の権能を高める」という議会改革の趣旨に逆行することは誰でも分かります。
●維新以外の会派は、「発言時間は検討を要す」と
今日の議会力向上会議では、ソレイユ堺の委員が「発言時間を現行から減らすなら、改革案に反対する」との趣旨で提案書を提出。共産党は「発言時間は減らすべきでない」と発言し、公明党や自民党も「発言時間は検討の必要がある」との態度を示しました。
ところが、大阪維新の会だけが「原案でよい」と言うのです。かねがね思ってきたとおり、この政党が看板に掲げている「身を切る改革」とは、議員の発言時間さえ減らしてしまうものようです。さて、タコが自分の足を食べるようなことをして、「言論保証」という民主主義の基本を損ねることにならないでしょうか。府職員に庁舎敷地内禁煙を強いながら、維新の知事は公用車で喫煙するという事件に顕著なように、彼らにとってご都合主義の「改革」が馬脚を露し始めたようです。
※写真は事務所玄関前のソヨゴ。今年は例年よりもはるかに実つきがよいようです。
栃木県那須塩原市議会の福祉教育委員会が、「キッズサポートセンターさかい」を視察のために来堺。昨年4月の同市訪問の折にご歓待いただいた中村芳隆議長(当時)が視察メンバーに居られたので、堺市議会側から山口典子議長に歓迎挨拶をしてもらいました。なお、視察団の佐藤一則委員長からは、2013年1月に同市議会の議員研修会で政治倫理条例について講演したことへの謝辞をいただきました。