市長選に善戦した野村候補がブログを更新し、「選挙戦を終えて」の一文を掲載しました。「自分のやるべきことはやれた」とのこと。本当に精一杯の力を出し切ってもらいました。その姿が多くの市民の胸を打ち、接戦に持ち込めたものと思っています。
今後については「今はまだ白紙ですが、何らかの形で堺市政には関わっていきたい」と述べ、「捲土重来、前を向いてしっかりと活動をしていきます」と決意を語っています。
ちなみに、これまでの堺市長選の維新候補の得票数は、2013年(投票率50.7%)=14万569票、2017年(投票率44.3%)=13万9301票です。そして、投票率が40.8%と下がった今回は13万7862票でした。投票率低下と共に得票数も落ち込んでおり、13万票台が維新得票の限界と言えるかもしれません。
ぜひとも、野村さんの「捲土重来」に期待したいと思います。あらためて選挙戦を振り返ると、野村候補こそ堺市長にふさわしい人物だとの認識が広まったと思っています。
今日は、ほぼ終日事務所で仕事。来月予定している那覇市視察の調査項目の整理や、市民相談などに対応しました。
三国ヶ丘駅前で議会報告。駅を利用される方の動線に近い位置でスピーチしているためか、何人もの方々から握手を求められました。中には、維新市長の誕生について強い懸念の声を発せられる方がある一方、「自民党が嫌いだから維新候補に投票した」とおっしゃる方も。いずれも、これまで私の活動へのご評価をしてくださっている方です。
午後から市民相談。ご相談内容は、誤って課税した税金の還付問題です。2008年9月24日の決算委員会で議論し、翌日の新聞各紙でも報じられているように、それまで法定時効の5年前までしか返還しなかったものを20年前までに改めました。該当する方から職員の対応についてご指摘があったので、市税事務所に同行して面談に同席。話し合いを聞いているうちに、さらにまた検討を要する課題があるのではないかと思い始めました。
朝から、市職員等の仕事上の不始末についての報告が相次ぎました。一件は、国保資格喪失後の受診者に対する給付金返還が滞った事案で、ここ2年度分だけでも約9600万円の請求が必要だそうです。もう一件は、市立総合医療センターの職員が不適切な契約事務を行ったことに対する懲戒処分です。これらの事案が発生した原因究明と再発防止の措置が必要です。
このほか、午後から登庁して市教委からの報告を受け、さらに、6月21日(金)10時開会の臨時議会に提案される議案の説明を受けました。なお、この臨時会は、先般の市長選挙で当選した新市長の所信表明のために開かれるものです。