午前10時から決算委員会の理事会が開かれるので登庁。少し早めだったために通常ルートの中央環状線が渋滞しており、一本北側の市道を利用したところ、前市長の住宅前に大勢の報道陣が張り込んでいました。この状況では、外出もままならないかもしれません。
さて、決算委員会理事会では、来週18日(火)と19日(水)に予定される総括質疑と討論について協議。通告状況から予測して、最終バッターの私の質疑は19日になると思われます。発言時間は僅か12分しかありませんが、「古墳群遊覧ヘリ」について事業者の報告書の真偽などを質すつもりです。なお、討論も通告しており、こちらも最後ですが20分の発言時間があります。
なお、第2分科会初日の質疑が市議会インターネットの録画中継にアップされました。
決算委員会第2分科会の最終日。残りの発言時間は5分23秒となったので、テーマを「受動喫煙」だけに絞りました。実は、もう一つ「動物愛護」を通告していたため、通告がなければ出席義務のない動物指導センター所長が出席してくれていました。昨日のうちに取り下げていたら現場の仕事に専心してもらえたのに、無駄足を踏ませてしまいました。ご当人の負担はもとより、市民へのサービス時間も削ってしまったことになり、猛反省しています。
ともあれ、5分23秒の発言時間(答弁を含めると27分間)をフルに使い、昨年の健康増進法改定の抜け穴を今年3月に公布された大阪府受動喫煙防止条例が埋め得たかを確認しながら、堺市の対応方針などを質しました。なお、この分科会に出席している議員の中にも「愛煙家」が何人かいます。最後に、「禁煙が健康にとってどれほど利益をもたらすか、丁寧に説明してほしい」と問うたのですが、残念ながらあまり説得的な答弁は返ってきませんでした。もしかしたら、この辺りが堺市の健康施策の弱点なのかもしれません。
●竹山前市長の政治資金で強制捜査
ところで、今日の分科会の昼食休憩時、大阪地検特捜部が竹山前市長の自宅や後援会事務所の家宅捜索に入ったとのニュースが届きました。百条委員会からの証人出頭請求を拒否する構えでいた前市長ですが、司法当局による強制捜査が始まり、これからは逃げることができません。報道によると、代理人弁護士は、「帳簿の記載がルーズだったことは事実で、反省しているが、私的流用したことはない。捜査には全面的に協力する」(朝日新聞)と話しているそうです。