9月22日(日) 十六夜の月がいっそう輝き、半袖では寒さを感じる夜でした。
《2002.9.22〜26》
(10)
寺尾が引退し、貴乃花は準優勝。実況中継を見る機会はほとんどなかったのですが、やはり今場所、気にかかる2人でした。さわやかに土俵人生を全うした寺尾。「非情」とまで評される集中力と卓越した技量で、開幕時の大方の予想を覆して復活した貴乃花。わが人生をいかに歩むべきか、考えさせられた千秋楽でした。
9月23日(月) 秋分の日、さすがに一段と秋を感じるようになりました。
今日は再開した定例相談日。事務所に来客5人、電話でのご相談が1件ありました。内容も、すぐにでもニュースになりそうな医療費の不正請求事件や生活保護申請などで、明日から早速調査にかかります。忙しくなりました。また、これとは別に、1993年の選挙を中心的に担って下さったKさんにお目にかかり、地域活動再開のことなどについてご意見を伺いました。2時間半、いつもながら確かな指摘です。
9月24日(火) さわやかな朝、久しぶりにスーツでの出勤です。
昨日の相談事項のうち生活保護申請については、福祉行政に詳しい大阪市職員OBのMさんからアドバイスを得て処理しました。また、このような地域活動の再開について、堺市職員OBや市民オンブズマン運動の弁護士から歓迎と励ましのメッセージをいただきました。「ワケと決意」が徐々に広がっています。ところで、小泉訪朝のニュースでかすんでしまった民主党代表選挙は、鳩山さんの勝利に終わりました。もちろん私自身は党員でもサポーターでもありませんが、旧友・菅直人さんの当選を期待していました。結局、旧来の「労組組織票」が左右したと言われる選挙結果や、幹事長人事で早くも露呈したゴタゴタをみていると、やっぱり野党第一党としての自覚すらないのかとさびしくなります。
9月25日(水) あちこちに、燃えるような彼岸花を見るようになりました。
午前中は近くの中学校の運動会を見学。午後から、市役所の保険年金管理課に赴き、医療費不正請求事件の調査を開始しました。「医は算術と実感している」と正直に語る担当職員の話しぶりから、この種の事件の日常茶飯ぶりが推察されます。とは言え、依頼者の正義感に応え、問題を掘り下げてみたいと思っています。また昼休み、ずっと以前から運動の交流をしていただいてきた小さな労働組合を訪問。お世話になった活動家の方々と久しぶりに会えて、元気をもらいました。
9月26日(木) 雨で、気温もぐっと下がりました。「しばらくぐずつく」との予報です。
社団法人関西電気管理技術者協会の大阪南支部例会で講演をさせてもらいました。この協会は、電気保安に関する技術提供を行っている事業者の方々が組織されるもので、はたして私の話など通じるのかと不安でした。比較的話し慣れている市民運動グループや議会での講演とはちょっと違う味付けをして、何とか任を果たせたようです。終了後、堺市議会の一般質問で「住基ネット」が話題になったと聞き、市役所に立ち寄って担当職員からその内容を確かめました。残念ながらまだまだ核心を突いた議論にはならなかった模様ですが、議会も少しは責任を感じ始めたのでしょうか。