《2003.10.11〜14》
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※10月10日以前の日記は、前ページに掲載
10月11日(土) まだ咲いている“キンギョソウの仲間”は、「リオン」でした。
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いつも応援してくださっている方々に集まっていただいて、9月議会での発言などについて報告。費用弁償廃止、議会の公開と改革、あんしん条例、自治会問題、鉄軌道計画、合併問題など、今後の取り組み課題についても話が弾みました。ところで、以前に「キンギョソウの仲間らしい」とご紹介した花の名前は「リオン」だと教えてもらいました。やはり、キンギョソウと同じゴマノハグサ科。和名は麝香草擬(じゃこうそうもどき)、学名はギリシャ語の亀を意味するクロネ(Chelone)、英語でもタートルヘッド(Turtlehead)と呼ばれているそうで、そう言われれば花の形は亀の頭に似ています。花言葉の「秘密の生活」は、花びらの中に黄金色のヒゲをたくさん隠していることに因むとか。今朝、その花にハチが潜り込むのを見ました。7月〜10月、次々と咲き続けてくれる命の長い花です。
10月12日(日) 配布で歩いていると、汗まみれになるほどの暑い日でした。
朝の散歩を兼ねて、自宅周辺(新金岡町5丁)の戸建て住宅、小さなマンション、文化住宅などに、ニュース・レターを配ってまわりました。郵便受けに入れさせてもらったり、出会った方に挨拶しながらお渡ししたり、1時間半の間に約250枚。この地域の2割ほどをまわれたにすぎませんが、汗びっしょりになりながら、まちの様子を窺うこともできました。
午後は、14日に開催される「議会のあり方に関する調査特別委員会」と、明日の「自治体議員勉強会」に向けての準備にかかりました。
10月13日(月) 体育の日。しかし、朝から激しい雷雨と強風に見舞われました。
今日の自治体議員勉強会は、都市政治研究所と兵庫県議員ネットワークの共催で、明石市において開催。テーマは「あらためて『市町村合併』を考える」。講師は元・神戸新聞調査研究資料室長の松本誠さんと篠山市議の森本長寿さんです。参加者は、地元の明石市議3人、神戸市議2人、相生市議2人のほか、赤穂市議、龍野市議、西宮市議、芦屋市議、宝塚市議、揖保川町議、中町議、社町議、香寺町議、前・猪名川町議、兵庫県議、また、奈良県の橿原市議と上牧町議、和歌山県の岩出町議など。なかには今回が初参加の方、4月の統一地方選で初当選されたばかりの方もあって、新しい広がりが見られました。
10月14日(火) 今日も午前中から雨になり、一日中降りました。
「議会のあり方に関する調査特別委員会」では、午前中をほぼ目一杯つかって、前回の委員会での各委員の発言について質問。また、午後からは、私の発言に関して3人の委員からの質問を受け、めったに体験できない「答弁」の機会も得ました。この委員会の運営の根幹に据えた「議員相互のやりとり」のなかで、出席費用弁償に関する議論を深めることができたと思っています。傍聴された市民の方も多く、このような議会風景にも興味を持っていただけたのではないでしょうか。ただ、残念ながら議員の一部には、いまだに議会が「言論の府」であることへの理解に乏しい人もいるようです。理想的な議会づくりの道のりは遠そうですが、市民の皆さんの鋭い指摘が、「議員」としての自覚を促し、きっと変化をもたらしてくれるだろうと思っています。でも、市民の方々からすれば「順序が逆だよ」とおっしゃられそうですね。