《2003.2.11〜15》
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2月11日(火) 一日雨。気温も少し下がりましたが、もういっときの寒さはありません。
推せん会の第5回目の会合です。毎回参加者が増え、今日はとうとう折りたたみ椅子を補充しました。第1次の街頭活動や昨年末以来の取り組みを振り返りましたが、皆さんの熱のこもった思いに圧倒されそうです。また、それほどに堺市政や市議会の現状にいらだちを募らせておられることも感じます。やっぱりこの9年半のブランクは大きいですが、皆さんの熱意にお応えし、またお支えいただいて、なんとしてもカムバックを果たしたいと思っています。
2月12日(水) 日差しは明るいのに、体感温度の上がらない一日でした。
国会の党首討論が面白くなりました。テレビ・ニュースの取り上げ方は様々ですが、菅直人・民主党代表と小泉首相の議論は興味ぶかいものでした。菅さんは、首相の弱点をうまく攻め、「挑発には乗らない」という小泉さんの逃げの姿勢を浮き彫りにしました。もっと時間をかけて、あのような議論の深まりを見ることができれば、政治への関心も少しは高まるでしょう。
2月13日(木) 我が家の梅は散り始めましたが、肌寒さが続く一日でした。
今日も、ボランティアの方々で事務所が賑わいました。それぞれが、的確に仕事をこなして下さって大助かりです。また、通りがかって「懐かしい看板を見た」と立ち寄って下さった方もありました。ご支援の輪が少しずつ広がっています。
2月14日(金) 空気は冷たいのですが、明るい日差しが春の息吹を感じさせます。
昨日、視聴覚障害者の西村文美恵さんから電話をもらいました。ゆっくり読む間がなかった長谷川俊英推せん会の“リーフレット”(討議資料)をボランティアの方に読んでもらって、「気になることがある」とのこと。「まだまだ弱い立場の人々」という表現が「障害者」のことを指すのだったら不満だというのが、彼女の主張です。「弱者」の対局に「強者」がいて、障害者と健常者を分ける言葉として用いるのは適切ではないと西村さんは感じられたようです。今日一日、このことが胸につかえていましたが、どのように表現すればいいのか、まだ答を見つけることはできませんでした。
2月15日(土) 大学キャンパスのヒメコブシが、つぼみを大きくしているように思えます。
ヨーロッパ諸国をはじめ世界各地で、イラク攻撃や戦争に反対するデモが行われたというニュースが流れています。国民の66%が攻撃を支持するというアメリカ国内にさえ、「査察継続」の意見が多いとか…。戦争が痛ましい結果をもたらせることは、誰もが知っています。「それでもやる」というブッシュ大統領に追随するのが、日本政府の役割ではないはずです。政局にらみで、自民党内にも批判の声が出はじめました。