8月9日(土) 早朝に台風通過。昼前には雨も上がりました。
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《2003.8.9〜12》
天候が心配された泉ヶ丘駅前でのお昼の街頭活動、雨上がりで人々が出始める、ちょうどいいタイミングでした。午後からの「議員の“1万円出席日当”をどうする!」議会報告と意見を聴く会のPRを、共催者の田中丈悦市議とともに実施。いい雰囲気で反応もよかったようです。
さてその「報告会」には、予測を超えて47人もの方々の参加がありました。「泉北ニュータウンゆかりの市議」ということで案内を差し上げた方のうち、城勝行市議と本松洋一市議も参加。三宅達也市議は欠席でしたが、ご自身や会派の見解をきちんと示したFAXをいただきました。しかし、これほど市民の関心が高い問題でも、ほっかむりをして、「無回答」で済ませようとうする公党や議員がいるのは残念です。ご参加下さった市民の中には、「駅前で演説中の某党議員に質問したが、回答すらしてくれなかった」との体験を語る方もありました。それに、「公用車送迎をうける議長、副議長への交通費支給は違法」と、6日に住民監査請求を起こされた方も見えていて、皆さんから活発なご意見をいただきました。
8月10日(日) 台風一過の夏空ですが、北海道には大きな被害が…。
東京に住む弟が久しぶりに母を訪ねて来たので、揃って、一足早いお盆の墓参りをすませました。大阪・阿倍野墓地から明石市のお寺まで、ほぼ一日かけてのドライブ。間もなく93歳になる母への僅かばかりの孝行ですが、暑い日差しのなかで無事に同行できてよかった…。
ところで、先日お届けした活動報告などをご覧下さった方々から、ご返信や暑中見舞いがたくさん届きはじめました。何しろ10年ぶりの活動再開で、宛名の方がお亡くなりになったとのご家族からの連絡も数件。心が痛みます。また、あちこちから「ニュース・レターを配ります」とのお申し出をいただいていますので、次号から少し配布地域が広がりそうです。
8月11日(月) 咲き遅れたフウランが2輪、芳香を放っています。
午前中は、「議会のあり方に関する調査特別委員会」の理事会で、検討テーマを各会派から持ち寄って調整。午後からは、産廃不法投棄で起訴された安井市議や、投棄先の酪農団地幹部を参考人として招致することを決める「市民環境産業委員会」に臨みました。委員の中には、「拘留中の同市議の出席は不可能だろう」との観測意見を述べつつ、他方、これを補うために酪農団地幹部と直接接触した市職員に出席を求めることには消極的になるなど、ちぐはぐな対応が見え始めました。市民の皆さんが、事件の真相解明と市議会のすばやい対応を求めていらっしゃるのに、議員たちの職責への自覚の希薄さは、いまさらながら驚くばかり…。
8月12日(火) いつの間にか立秋も過ぎ、夜明けが遅くなってきています。
この日記を書き始めて、366日目を迎えました。1年間、1日も欠かすことなく日記を続けたのは、生まれて初めてのこと。とにもかくにも、「ホームページ毎日更新」の意識がなかったら、きっと途中で筆を折ってしまったことでしょう。さて、いつまで持続できるでしょうか?
ところで今日は、堺市議の会議出席費用弁償(1万円日当)について住民監査請求を起こされた西本澄子さん(高倉台在住・主婦)の訪問を受け、懇談しました。「公用車で送り迎えされる議長や副議長が、交通費を含む費用弁償の支給を受けるのは、どう考えたって二重取り。議員の皆さんに当たり前の市民感覚を理解してほしいのです」。率直で鋭い舌鋒に込められた思いが、普通の市民を揺り動かしています。なお、堺市監査委員が西本さんの監査請求を受理したニュースは、明日の朝刊各紙で報じられます。