《2004.6.25〜28》
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6月25日(金)不安定な空模様と同様に、堺市議会も荒々しい動きを見せました。
議場への「日の丸」掲揚を審議する議会運営委員会が開かれました。体調の完全回復が遅れ、また子どものころから世話になってきた叔母が危篤という事情もあって、田中丈悦議員に代理出席を依頼。3時すぎに登庁して、控室のスピーカーで会議の模様を聴いていると、提案会派からの回答に対する私の見解と再質問を田中議員が読み上げた辺りから、「多数決で決めよう」との声が出始めました。共産党委員が異議を唱え、田中議員も「質問への回答はまだ。審議は尽くされていない」とがんばったのですが、委員長が「採決」を強行。提案会派の賛成だけで、審議終了となりました。提案者側は、「強行する」との腹を決めて議運に臨んだようです。
閉会後、採決に賛成しなかった議運委員と相談の上、「共同アピール案」をまとめて呼びかけたところ、田中議員や共産党議員のほか、提案会派「フェニックス民主」に属する山口典子議員からも「増栄陽子議員と共に名前を連ねる」との連絡がありました。両議員は独自アピールも発表。また、13議員の「共同アピール」には加わらなかったものの、「新しい風」の議員3人も別の声明文を発表しました。
■私たちの「共同アピール」と「山口・増栄両議員のアピール」などは、こちら■
6月26日(土)雨が降ったりやんだり、典型的な梅雨の日でした。
ほぼ一日、たまっていた事務所の仕事に追われました。まずは、ホームページの更新。長かった「5月議会」の閉会に合わせて「NEWS」を書き換えるなど、トップページに手を入れ、また、1年以上を経過して時期がずれてしまった古い情報を整理しました。このほか、8月に開催予定の「自治体議員勉強会in志木」の準備、直接事務所にお出でになる方や電話による市政相談など、休む間のない土曜日でした。
6月27日(日)「梅雨の晴れ間」と思って洗濯物を干すと雨が…。意地悪な天候です。
昨日に続いて事務所で仕事です。8月の自治体議員勉強会(志木合宿)の名簿を整理してみると、参加者は69人。青森、栃木、埼玉、東京、千葉、福井、三重、滋賀、京都、大阪、和歌山、兵庫、岡山、高松、高知、福岡の各都府県から県議や市議、町議のほか、自治体職員や市民の方の参加があって、志木市行政への関心の高さが窺えます。このほか、たまっていたメールへの返信の処理もでき、少し肩の荷が軽くなりました。息抜きは土いじり。旅先で拾ってきた大粒のドングリ(カシ)が発芽し、混み合っているのを植え替えました。
6月28日(月)朝のうち少し雨が残ったものの、小康状態が続きました。
堺市の「スポーツ振興審議会」に委員として出席。市がこれから進めようとしている「総合型地域スポーツクラブ」と、部員減少や指導者高齢化による中学校部活の窮状対策などについて報告を受けて意見交換。審議会が終わってから、議員控室で市当局から各種の報告や説明を受けました。さらに、某社記者がやって来られ、参議院選挙について取材。大阪選挙区の焦点は、やはり「西川きよしさんの100万票の行方」だそうで、その見通しを聞かれました。
私は、多くの人が棄権に回るのでは…という危惧を抱いています。17年前(西川さんの当選後1年)、朝日新聞で対談させてもらったご縁もあって、この選挙での私の一票はほぼ西川さんに投じてきました。やや不満を感じながら、すでに投票する人も決めています。公選法の関係上、候補者名をここで明かすことはできませんが、やっぱり棄権はせず、少しでもいい候補を選んでほしい…。
(西川さんとの対談記事はこちら)