6月15日(水) アジサイには雨が似合います。しかし、朝の雨は続きませんでした。
《2005.6.15〜17》
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市民環境委員会での石ア議員の質問に対して、市当局は地域愛創造支援補助金の交付に関する事務の不手際を認めざるを得ませんでした。しきりに「今後は改善します」と言うのですが、不手際が地区住民の間に疑念・疑惑を広げていることについて、深刻な反省をしなければなりません。総額34億円、地区によっては2億円近くにもなる補助金は、すべて公金です。巨額のお金が動く際に付き物の不正はないか…。きょう取り上げた地区以外にも、あちこちから住民の方々の声が届いています。
▼このホームページへの昨日のアクセス件数は452件(1日件数の最高)でした。このところ一段と増えているのは、旧美原町住民の方々への広がりでしょうか? カウンターの桁数を「6桁」に増やしました。
6月16日(木) 朝は梅雨らしい雨が降ったのですが、昼前には上がっていました。
きょうの建設委員会では、月森正浩議員が「公営企業職員の給与の種類及び基準を定める条例」の改正に「反対する」旨の討論をしました。この条例改正は、総務委員会での質疑が待っている「非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例」の制定に連動するものです。
新しい条例を制定するのは、前期議会で田中丈悦議員が「名誉顧問(前・美原町長)らに、条例に定めないで報酬を支給するのは違法」と指摘したことに基づくもの。しかし市当局は、田中議員の指摘を認めませんでした。その後、住民監査請求が起こり、監査結果や住民訴訟によって最高額なら14億円にも上る損害賠償を求められることが予想される事態となり、結果を予期した市長が、新しい条例に、それを制定以前にも遡及させる「賠償逃れ」の規定を盛り込んだのです。まことに虫のいい話で、これでは認めるわけに行きません。
明日の総務委員会では、田中議員が再び質し、答弁の状況によって修正案も提出する予定です。なお、私は明日、健康福祉委員会で委員長としての初仕事をします。
6月17日(金) 昨年Fさんからいただいたハブランサス(英名レイン・リリー)が開花。
役員改選後、最初の常任委員会では、「委員長」としての挨拶をするのが慣例です。事務局が挨拶文を用意してくれるのですが、きょうは、まずそれを朗読するのをやめました。アドリブで、健康福祉委員会が所管する事務の重要性や直面課題などを語った後、「議論の活発化を図り、分権時代に求められる議会機能の向上に努めたい」と結びました。質疑に立った委員の中に、この挨拶を引用して下さる方があったのは、心強い限りです。また、副委員長と相談の上で提案した「研修会プラン」も全委員の同意を得ることができ、無事に委員長職のスタートを切りました。
ところで、隣の委員会室で開かれた総務委員会では、田中丈悦議員が大健闘。継続審査や原案修正の動議を出して、「賠償逃れ条例」を揺さぶったようです。