※7月15日以前の日記は、前ページに掲載
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《2005.7.16〜18》
7月16日(土) うなるようなセミの鳴き声が聞こえ始めました。暑さが倍加します。
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明日の「自治体議員勉強会」の準備など、午前中は事務所で仕事。午後から、「堺市の未来を考えよう」という市民のつどいに出席しました。きょうは、美原町で住民運動をなさっている皆さんがたくさん参加されていて、終了後、会場近くの喫茶店に入って懇談。また、泉北ニュータウンで市民活動をされている旧知の方々にも同席していただいて、合併後の問題点や市政についての様々なご意見を伺いました。
7月17日(日) 九州、四国が梅雨明け。そして、沖縄先島諸島には台風が接近。
奈良県生駒市で「自治体議員勉強会in生駒」を開催しました。テーマは「ローカル・マニフェストと自治体選挙」。来年1月の生駒市長選を控えて活動を始めている「生駒マニフェスト実行委員会」との共催です。自治分権ジャーナリストの会の浅野詠子さんに基調講演をお願いし、実行委員長の藤本勝美さんと天理市長選挙に取り組んでいる諸井英二さんから実践報告をしてもらいました。
岡山市のほか、京都、大阪、三重、奈良、兵庫各府県の自治体議員や職員が参加。地元市民の皆さんとの活発な意見交換を実現することができました。
7月18日(月) 新幹線の冷房が寒すぎるので、車掌に確かめたら「標準の25℃」とか…
「オランダの個別教育に学ぶ〜イエナプラン教育を中心に〜」という教育フォーラムが開かれたので、日帰りで会場の法政大学まで行ってきました。このフォーラムは、オランダ在住の教育研究家・リヒテルズ直子さんが帰国されたのを機に、「パワーエリア」という団体が催しました。
リヒテルズさんは、都市政治研究所が2003年10月〜11月に主催した「ヨーロッパ合宿」で訪蘭した折り、訪問先との交渉や通訳でお世話になった方。昨年、『オランダの教育(多様性が一人ひとりの子供を育てる)』を平凡社から出版され、日本の教育関係者に大きな影響を与えています。きょうのフォーラムにも、「奈良県から夜行バスで来ました」という葛城市立中学校の先生、「今年、小学校教師になったばかりです」と自己紹介してくれた若い女性、「ドイツに留学して教育方法を学んだ」と話す学生など、120人ほどの参加がありました。
オランダで、「個別教育」の必要性が論じられ始めたのは1960年代。69年に「落ちこぼれへの抵抗」という報告書が出て、「一斉授業」への反省が強まったとか…。画一教育の問題点が吹き出ている日本にとって、オランダの教育改革に学ぶことはたくさんありそうです。
ところで、リヒテルズさんの今回の帰国はご家族も同行されていて、令息アルバートさんや、いちど電話で伝言をお願いしたことのある令嬢パトリシアさん(下写真の左2人)にも、フォーラムを終えた懇親会の席で初めてお目にかかることができました。