9月18日(日)秋の代表花=キク…密を吸っているのは、セセリチョウの仲間でしょうか。
※9月17日以前の日記は、前ページに掲載
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《2005.9.18〜20》
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阪南市議選が始まりました。大阪府の最南部に近く、町政から市政への移行は1991年。3度目の市議選ですが、まだまだ農村的色合いが濃い自治体で、新興住宅地を基盤とする候補者には厳しい選挙のようです。出発式の様子を窺ってから、天理市へ。
天理市では10月16日から市長選が始まります。「マニフェスト選挙」を目指している諸井英二さんが、前回に続いて2度目のチャレンジを予定していて、その準備活動を見るため、会合が行われた奈良市にも足を運びました。
さて、民主党の新しい代表になった前原誠司氏の手による執行部人事が決まったようです。幹事長=鳩山由紀夫、政調会長=松本剛明、国対委員長=野田佳彦の各氏など。正直言ってがっかり。自民党との対立軸が見えません。代表自身が「改憲」や「軍隊保持」を主張してきた人であることへの不安の声も聞こえます。
9月19日(月)敬老の日。少し霞んだ十六夜の月に、なかなかの風情を覚えました。
毎年お招きいただいている老人会の敬老行事。今年も、お元気な皆さんのお顔を拝見できてうれしかったです。他方、少年野球の世話をされていたご近所のSさんが亡くなられ、通夜式にお参りさせていただきました。享年60歳。ご家族のお悲しみはいかばかりでしょう。
そして、夜、恐れていたニュースが入りました。公選法違反で、先に妻が逮捕されている堺市議会の議長にも逮捕状が執行されました。本人がその宴会に同席していて、投票依頼をしたとか。捜査のねらいは当選した自民党代議士にあるのかもしれません。ともあれ、市議会そのものの信頼が問われる事態となりました。議長職を辞めるだけでは済まないでしょうし、後任議長の選任などでの速やかな対応が求められます。
9月20日(火)蒸し暑さが戻りました。留置場では、なおさら身にこたえるでしょうね。
議会運営委員会の冒頭に、副議長から、昨夕逮捕された議長の「辞職願が提出された」と報告がありました。テレビカメラが並び、また、府警本部による議長室の捜索もあったりして、事件の重大さをいっそう感じる一日でした。「容疑事実を認めた」と報道されている議長は、政治的立場は違っても何となく気持ちを通じ合えるところがあった人物だけに、残念です。
とは言え、自民党政治に付いて回る「供応」という悪習を絶ち切れなかった責任は重く、議員も辞めるべきだろうと思います。議運では、議長が所属する自民党市民クラブに対して別の自民党会派からそのことを確かめる質問がありましたが、返答は不明確でした。もしも当人にその意思がないのなら、「辞職勧告決議」を用意しなければなりません。議運終了後、昨日お通夜にお参りしたSさんのご葬儀に参列させていただいてから、この問題に対処するために市役所に戻りました。
なお、議運では、後任議長選出を“選挙”によって行う場合は22日の本会議を午前10時開会とすることや、明日10時から全議員待機の下に議運を開くことを決定。また、最終本会議の午後日程となる一般質問の通告も多く、中村勝(公明)、菅原隆昌(フェニックス民主)、城勝行(共産)、井上サヱ子(美原会)、■■■■(市民ネット)の各議員に続いて、長谷川俊英がしんがりを務めることになりました。私の質問テーマは、@木原市長の政治姿勢、A政治倫理条例、B国勢調査、C補助金交付問題です。