《2006.1.23〜25》
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1月23日(月)夜半から冷え込んだようで、目覚めるとお隣の屋根も雪化粧でした。
昨日実施された2つの市長選挙の結果が気になっていました。ひとつは、26日に訪問する予定の沖縄県名護市。米軍基地移設をめぐっての住民意思が問われる選挙でした。結果は、修正協議に応じる姿勢を示した候補者が当選。私たちが訪ねる住民運動側が推していた我喜屋宗弘さんは破れました。辺野古の海がどうなるのか、しっかりと問題点を見つめてくるつもりです。
さて、もう一つは奈良県生駒市長選で、昨年7月には、市民によるマニフェストづくりをめざす住民の方々と共催で、自治体議員勉強会もやりました。
その折、受付を手伝って下さった山下真さん(37歳・弁護士)が、自民、公明、社民、新党日本が推薦する現職に、なんとダブルスコアで勝ったのです。大阪市長選の応援弁士でご一緒した折、「応援に来て下さいね」と言われながら、具体的なご要請がなかったため遠慮していました。素晴らしい結果を残した選挙ですが、市政運営でも“市民力”を生かしてほしいと期待しています。
1月24日(火)冬至からひと月経って、明るい時間が30〜40分は延びたでしょうか。
ライブドアの堀江社長逮捕。違法な“虚業”を営んだ拝金主義者をもてはやし、「勝ち組」なる言葉を広げてきた小泉政権も、実は“虚偽政治”ではないのかと思えてきます。こんな人たちが“人気”を盾にして政治や経済を動かし、人々を支配している国は、まことに危険です。額に汗して働く人々が評価され、報われる社会を失っていけないと心しました。そんな世の中をつくる政治をめざします。
1月25日(水)1年ぶりに訪ねた沖縄は曇り。現地の人たちは「寒い」と言うのですが…
昨年1月26日、宜野湾市を視察で訪れた折、伊波洋一市長と懇談の機会を得ました。自治体議員勉強会の講師をお願いしたところ、快諾していただき、ちょうど1年後に実現することになったのです。
参加者は、千葉県、愛知県、京都府、奈良県、和歌山県、大阪府、兵庫県、香川県、山口県、福岡県の県議や市議など総勢38人。各地から沖縄入りし、宜野湾市にある研修施設に集まりました。
今回の勉強会(沖縄合宿)の目的は、「自治体における平和施策」の構築に向けて、沖縄の基地問題や地方自治の実情に学ぼうとするもので、きょうはその初日です。「世界一、危険な基地」と言われる普天間基地の移転約束を履行させるための伊波市長の奮闘ぶりや、日米両国政府が合意した移転候補地(名護市)などについて、率直な見解を聞きました。勉強会の模様は、NHKやOTV(沖縄テレビ)の夕方のニュースで流れたそうです。