《2009.2.25〜26》
(714)
※2月24日以前の日記は、前ページに掲載
2月25日(水)午前中は雨が降り続き、午後からも曇り空で、すっきりしません。
「アクション日記」月別インデックスへ
きょうは、3月3日から5日まで3日間にわたる「大綱質疑・本会議」の議事運営を協議する議会運営委員会が開かれました。堺市議会では、初日本会議に市長が提案した何件もの議案に対する一括質疑を行うに当たって、議案以外のことも質問できることにして、「大綱質疑」と呼んでいます。また、この質疑は会派を代表して行うという仕組みを長年続けて来ました。
ところが、昨年12月議会で強引に進められた「改革」の結果、今議会からは会派代表でなく、個々の議員が各会派の持ち時間内で何人でも質疑できるという方法をとることになったのです。そしてきょうの議運には、公明党5人、自民党3人、民主党4人、共産党3人のほか4人の議員から発言通告がありました。合計19人の発言者が3日間で質疑するので、その割り振りに一苦労。議論の結果、次のように進行することが決まりました。
●3日(火)=大林健二(公)、米田敏文(自)、大毛十一郎(民)、栗駒栄一(共)、吉川守(ク) ●4日(水)=水ノ上成彰(プ)、田中丈悦(ス)、宮本恵子(公)、加藤均(自)、水谷一雄(民)、石本京子(共)、長谷川俊英(市民ネ)、成山清司(公) ●5日(木)=池田克史(自)、西哲史(民)、石谷泰子(共)、榎本幸子(公)、小堀清次(民)、星原卓次(公) (以上敬称略/※小堀議員は社民党ですが「民主党・市民連合」に所属しています)
したがって、私の発言は4日(水)の午後4時以後になると思われます。持ち時間は答弁を含めて38分。テーマは「市政運営における木原市長の基本姿勢を問う」と、シンプルにしました。
2月26日(木)まるで“梅雨の晴れ間”のような日。國田頼雄さんとのお別れに伺いました。
元・兵庫県猪名川町議の國田頼雄さんが2月23日に急逝され、きょう告別式がありました。20年間町議を務められた國田さんは今年84歳。在任中はもとより2003年に勇退の後も、しばしば自治体議員勉強会にご参加下さっていました。いつも、同僚や後輩町議の皆さんを誘ってお出でになり、地方自治の原理原則を貫くご発言からは、筋の通った活動ぶりを窺うことができる方でした。また、今月8日に開いた私の市政報告会にもお越し下さっており、それから2週間あまりの突然の訃報は、信じることができません。
▲堺市議会での勉強会(2008.2.19)
告別式は無宗教で行われ、花いっぱいの祭壇から参列者に語りかけるようなお写真が飾られていたのは、ご遺族が國田さんの遺志を酌まれたのかもしれません。また、弔問客にお礼の言葉を述べられたご息女が、元宝塚歌劇団雪組男役トップスターで現在は女優や歌手として活躍しておられる平みちさんであることなど、國田さんは一度も私たちに話されたことはありません。涙をこらえ、ご挨拶の最後に歌われた「すみれの花の咲く頃」に送られ、國田さんは旅立たれました。
●縮小して掲載しているので内容を読んでいただくのは困難ですが、右の文書は、2月8日に國田さんが「参考にして下さい」とおっしゃってご提供下さったたものです。A4用紙の表裏8ページに、手書きで、猪名川町の水道事業を各種データーから分析し、自説を展開されています。これまでも、このように丹念な調査に基づく問題提起のペーパーを作成され、様々な機会に頂戴してきました。猪名川町にとっても、同じ志しをもつ勉強会仲間にとっても、とても大きな存在だった方を失いました。