《2010.2.16〜19》
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※2月15日以前の日記は、前ページに掲載
2月16日(火)少し晴れ間も見えましたが、冷たい風が吹く寒い日でした。
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時間をかけての分析が必要な資料があって、ほぼ一日、スタッフと共に事務所で仕事。夕方になって、リヒテルズ直子さんの講演を聴くため大阪市内に出かけました。講演テーマは、「個性を育てる教育とは〜教育多様性の国オランダに学ぶ〜」。主催したのは、NPO法人「こども盆栽」(cobon)と「教育の多様性体感プロジェクトCORE+」(コアプラス)です。こども盆栽の代表理事・松浦真さんは1981年生まれ、またコアプラスの代表・武田緑さんは1985年生まれ。そして今日の聴講者も、その大半が20歳代の人たちのように見えました。
開会前、一昨年11月11日以来の再会となったリヒテルズさんに挨拶すると、開口一番、「こんなに若い人たちの時代になりました」…。初めて体験したワールド・カフェでは、我が子よりもまだ若い参加者から色々なことを教えてもらいました。講演が終わった後、近くの居酒屋で開かれた懇親会にも参加。ここでも若者たちとの刺激的な会話を楽しみ、たまたま席が隣り合った関西大学の草郷孝好教授からはとても興味深いお話を伺いました。なお今日は、NPO法人「4connection」(フォーコネクション)代表の中川綾さん(1977年生まれ)とも再会。リヒテルズ直子さんを取り巻きながら、日本の教育改革のため、実践的・自発的な活動に力を尽くしている様々な人々と知り合うことができました。
2月17日(水)朝方の気温は0℃。日中も低いままで、春はまだ先でしょうか。
昨日に続いて資料分析のため、事務所にこもりました。いくつかの文書などを付き合わせる作業を根気よくやっています。間に電話でのご相談が入って作業を中断することもありましたが、問題点も見えてきました。さて、これをどのようにまとめるか…。
2月18日(木)日差しがあって、暖かさを感じることができる日でした。明日は雨水。
今朝はまず、以前から「いちど現場の状況を見てほしい」と要請されていたJR堺市駅前の自転車置き場を視察。そのまま登庁して、2月議会で審議することになる「平成22年度当初予算案」の概要について、新たに策定される「堺活力再生プロジェクト(案)」と合わせて説明を受けました。午後は、公園緑地部から「全国都市緑化フェア」への取り組みを中止することについて、また自転車まちづくり推進室から新金岡の自転車道整備工事のことや「コミュニティサイクルシステム」について、さらに土木部から浅香墓地での道路境界確定作業の進行状況について…と、報告が続きました。
2月19日(金)オリンピックのせいか、市役所1階ロビーのテレビの前がにぎやかです。
午前中の議会運営委員会の席で、竹山市長から副市長人事についての説明がありました。市長が「23日の初日本会議に提案したい」と示したのは、現在の総務局長と財政局長。総務局長は大学卒業後すぐ堺市に就職し、3月末に定年を迎えるベテラン職員。また、財政局長は木原市長時代に総務省から派遣されて局長に就任した人物で44歳。国から一般職員として来た人がそのまま特別職に就くのは異例なケースで、このため退職金の条例改正も併せて諮りたいというのですが、その目的や内容の説明が腑に落ちません。議運では、質疑や討論(意見表明)を「その都度許可」、つまり、通告者の発言が終わった後に手を挙げて発言できるようにしてもらいました。夜遅くなっての市当局の再説明でも、疑問はさらに広がります。