昨日の本会議の演壇で示したパネルを、竹山市長は身を乗り出して見ていたようです。おそらく、後席の財政局長と議長はボード裏側に貼り付けた同じ資料を、また理事者席最後列の財政部長と環境局長は議場左右のスクリーン映像をそれぞれ見ているのだと思います。急ごしらえの見にくいパネルで申し訳ありません。提出期限がもう少し緩やかだったら、すべてをパワーポイントのスライドで準備することができました。
さて、今日の朝日新聞夕刊が、「後援会が2014~15年に開いた懇親会など会費制の催し3件の収入も政治資金問題収支報告書に未記載だったことが新たにわかった。総額は360万円を超す可能性がある」と報じています。このように外部から次々に誤りを指摘される事態を市長はどのように感じているのでしょうか。議会で答弁した「精査」の作業を急ぐべきです。自らの手ですべての過ちを早急に示すことがなければ、市民の不信はますます高まるでしょう。
●議会内で「議員総会」開催論
ところで、昨日の本会議終了後に開かれた議会運営委員会では、この問題を予算審議という大切な任務がある本会議や委員会と切り離して、議員総会で議論しようとの提案が出されました。市長に説明準備の時間を与え、議員から集中して質問するという方法は真相解明への試みとして賛成です。各会派が持ち帰って協議の上、15日(金)10時から開く臨時の議運で結論を出すことになりました。いずれにせよ、「効率的な議会運営に努める」ことも確認しました。
なお、議運では大綱質疑の議事運営も協議。私の登壇は、2日目=19日(火)の4番目と決まりました。出番は午後2時半頃になるでしょうか。質問テーマは、「①新金岡団地の再生と北区の未来、②庁舎改修工事におけるアスベスト対策」として、今日通告しました。
■高齢者防火訪問についての訂正
2月3日の日記に書いた「高齢者防火訪問」の記事について、消防局から「訪問件数が誤っている」との連絡がありました。正しくは「2011年3月までに32,471件実施」、「2017年6月~2018年3月までに18,594件実施」です。
3日の日記に掲載する際、「堺市消防局/高齢者防火訪問」でネット検索してヒットしたのは東消防署の実施状況でした。うかつにも、そのことを確かめずに引用した私のミスです。
ただ、堺市消防局のホームページに当該業務についての掲載がなかったことも原因のひとつで、私に連絡すると同時にホームペーが更新され、新たに当該の情報が加えられています。
なお、消防局から私に連絡があったのは2月6日のこと。同日夕方のNHKニュースで竹山市長の政治資金問題が報じられ、その後の対応に追われていたため、訂正するのがこんなにも遅くなってしまいました。