健康福祉委員会での児童自立支援施設に関する議論は、前回議会の健康福祉委員会での市長答弁にも及びました。
府委託の継続を意図した右図青枠の首長と、堺市の独自整備を求め、推進した赤枠の首長のどちらが、物事を「こころで見ている」(市長推奨本『星の王子さま』の言葉)と思うか。そんな私の質問に対して、永藤市長は「これまで、知事と市長が腹を割って話してこなかった」と答えました。
一種のはぐらかし答弁だったのですが、ネット上に「腹を割って話せる人の12の特徴」という興味深い記事を見つけました。竹山前市長と橋下・松井両知事との関係ではすべて「✕」で、竹山氏は相手の腹を測り、また探った上、腹をくくって対話するしかなかったでしょう。それに反し、永藤市長と吉村知事との間は、きっと全部が「〇」?。皮肉を込めて、「今後とも関係を大事にされたい」と述べ、この議論を結びました。
●年度中、任期中でも差し替えて女性比率を改善
3つ目のテーマの「審議会等の女性委員比率」も、前回に引き続いての議論です。例えば、今年4月の異動で予防接種協議会の堺市側委員は6人中1人だけが女性です。医師会側に40%以上の女性選任を求めながら、これでは説得力がありません。
そんな私の指摘に対して、市当局は「慣例的に充て職だった選出方法を見直し、可能な限り女性職員の登用を進める。審議に影響することのないよう適切なタイミングを検討し、年度途中も含め可能な限り早期に見直す」と答えました。
前議会では、健康福祉局長の「中長期的に働きかける」との発言を否定して、市長が「私の責任で、中長期でなく早期に達成できるように取り組む」と答弁。この件では、「市長の明確な意思に敬意を表する」と述べて質疑を終えました。
今日は午後からの気温が22℃代。長袖シャツをはおりました。また、やや季節が過ぎた感じになったネムノキとムクゲを事務所前から別の場所に移しました。