12月20日(日)「少し緩む」との予報でしたが、午前中は固い雪がパラパラと…
※12月19日以前の日記は、前ページに掲載
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《2009.12.20〜21》
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京都市の木屋町通にある元・立誠小学校で開催中の「オッケともだち-NO Wall-展」を見に行きました。韓国、タイ、インドネシア、ベトナム、中国、ミャンマー(ビルマ)、日本各国や在日外国人ら45人の作品が展示されている国際交流展です。絵画、立体造形、風刺画、写真、陶芸など多様なジャンルの作品が展示されており、韓国のキム・スンシムさんによるミニチュア韓服づくりのワークショップにも参加しました。
右上は、私が来日手続きのお手伝いをしたミャンマーのエリザベス・チットさん(愛称=マーマさん)が、「お礼に…」と言って持ってきて下さった水彩画を囲んでの記念写真。左端は、昨年バンコクで催された「NO Wallアート交流展」を見に行き、チェンマイにも足を延ばした折に2日間お世話になった通訳の江藤尚美さんで、ビルマ語も少し話されるようです。なお、この作品展が2006年に韓国・清州市で開催された際には、韓国の芸術振興団体「HIVE camp」がスタジオを提供するなど大きな支援をしていました。今回の作品展では共催者となっていることもあって、館長のキム・キヒョン(金起玄)さんやマネージャのチョ・ソンジュン(趙松柱)さんが来日されており、3年ぶりに会場でお目にかかることができました。
12月21日(月)確かに、やや緩んではいますが、今日も寒い日がつづきます。
「The Lady」と名付けられたこの絵が誰の肖像であるのかは、多くの方が知っています。しかし、ミャンマー国籍を持つ作者が、これを母国で展示することは許されないのだそうです。とまれ、昨日、「オッケともだち-NO Wall-展」で見たビルマ人作家の作品は、どれもこの女性を描いたものでした。
さて今日は、12月議会の最終本会議の議事運営を協議する議会運営委員会が開かれました。竹山市長が就任後の初めての定例会は、前市長時代とはがらりと変わって、異例の分割採決で幕を閉じることになります。
●一般会計補正予算に2つの修正案
竹山市長は、LRT問題は「1丁目1番地」だとのこだわりを見せ、堺東駅〜堺駅間に着工するために計上されている当初予算(9億円余)の削減を提案しています。議案が付託された建設委員会では、私と共産党委員が賛成しただけで否決。自民両会派、公明、民主は共同で反対討論(意見表明)を行いました。今日の議運に自民、公明などが提出した修正案は、建設委での議決に従ってLRT予算の削減を止める…という内容です。ところが、民主党市民連合の5議員から別の修正案が提出され、こちらは、調査費(約2000万円)だけを残して市長が提案する予算削減を認めるというもの。さすがに民主党の建設委員(中井國芳水谷一雄両議員)は提案者になっていませんが、本会議でどのような態度をとるのか注目されます。
●「議会議決事件条例」も議事運営の慣例を破って提案へ
また、旧与党会派は、市長が行おうとする一定の重要案件について、議会への報告や議決を経なければ進められないようにする条例の制定を企て、今日の議運に条例案を示しました。議会運営の基本ルールを定めた「要綱」にもはずれる強引な手法で事を進めようとする意図は、いったい何なんでしょうか。最終本会議(24日13時〜)での発言を通告しました。