●ほんとうは「起立全員」という予定だった議長
修正部分を除く原案(義務的経費など)の採決が乱れたのは、多分、私が真っ先に立ったため、「長谷川が賛成する議案に起立(賛成)してはいけない」と思った議員がいたのではないでしょうか。議長は、事務局が用意していた「起立全員」という次第書(シナリオ)を読まずに「起立多数」と言いました。なお、瞬時に起立者を数えることはできませんが、過半数だと確認すれば、そう宣言します。また今回の場合は、「全員賛成」が事前に分かっていたのです。
●LRT建設予算の削減は、全会派が認める
結局、LRT予算の削減を旧「与党会派」も認めました。市長選終盤、木原前市長も
「LRT凍結」を公約し、
宣伝(上写真)していたのに、なぜ
12月議会では抵抗したのか、説明はまったくありません。なお、本会議で私は、「竹山市長は自公民など5会派提案の修正案をありがたいと思うのか、迷惑に思うのか」と質問。答弁は「修正案は自分の考えと同じだ」と言うので、討論の際、「それなら原案の提案そのものを考え直すべきだった」と批判しました。
●笑顔で握手求める竹山市長に、「人事は納得しない」と…
本会議後の記者会見で市長は、「修正案はありがたい」と言ったそうですが、これではまるで、「旧木原与党」が「竹山与党」に変わってしまったようなものです。ともあれ、最後まで原案支持を貫いた私に握手を求める市長に対して、「人事問題は納得していませんよ」と釘を刺しました。市長選で後援会事務局長を務めた人物
(左写真の中央)を、1月1日から市職員(非常勤参与=部長級の再雇用報酬支給)として採用したことについて、市民の皆さんからも疑問の声がたくさん寄せられています。「市民目線」は人事の私物化を許しません。