《2010.1.14》
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※1月13日以前の日記は、前ページに掲載
1月14日(木)強い風の音に目覚めました。どうやら、いちばん寒い朝だったようです。
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今日は街頭活動を休みにしていました。この寒さでは、ボランティアの皆さんの健康が損なわれないかと心配です。朝、パソコンを開くと、こんなメールが入っていました。
「臨時議会を傍聴しました。傍聴席から見ていたので全議員の行動は把握できません。そこでお聞きしたいのです。民社党の修正案の採決の時、長谷川さんは反対したのは見たのですが、水ノ上、杉本議員も座っていたように見えました。彼らは賛成したのですか? もう一つ、修正部分を除く原案も可決しましたが、何人か座っていて山口典子議員が立つように催促していましたが、この人達はどうカウントされたのですか。先の12月議会で3案が否決されましたが、一瞬に数を数えるのは議長がしているのですか。私たち傍聴席にいると、全体を見渡せませんので、瞬時に議長が、判断しているように見えて不思議に思っています。それと今日、共産党が修正案に賛成したのが解りません。長谷川さんに聞くのもへんですが、共産党が賛成討論をしてた時には自民党の人など笑っていました。どちらにしましても、堺の公共交通の全体を考える中ではしっかりと市民が監視していかなくてはどのようになっていくのか少し心配です。一度、堺市が各区の市民に阪堺線の存続を含め、東西交通はもちろん全体交通のあり方のアンケートをしっかりとる必要を感じます。それらから今後の公共交通を考えばいいのではと思いました。」
昨日の議会の進行は分かりづらかったと思うのに、よく観察しておられるので感心しました。水ノ上、杉本両議員が修正案の採決で起立しなかったことは、私から見えませんでした。議会事務局に確認し、昨日のアクション日記を訂正しました。なお、共産党の賛成理由は私にも分かりませんので、直接、関係者に聞いてみてください。
●ほんとうは「起立全員」という予定だった議長
修正部分を除く原案(義務的経費など)の採決が乱れたのは、多分、私が真っ先に立ったため、「長谷川が賛成する議案に起立(賛成)してはいけない」と思った議員がいたのではないでしょうか。議長は、事務局が用意していた「起立全員」という次第書(シナリオ)を読まずに「起立多数」と言いました。なお、瞬時に起立者を数えることはできませんが、過半数だと確認すれば、そう宣言します。また今回の場合は、「全員賛成」が事前に分かっていたのです。
●LRT建設予算の削減は、全会派が認める
結局、LRT予算の削減を旧「与党会派」も認めました。市長選終盤、木原前市長も「LRT凍結」を公約し、宣伝(上写真)していたのに、なぜ12月議会では抵抗したのか、説明はまったくありません。なお、本会議で私は、「竹山市長は自公民など5会派提案の修正案をありがたいと思うのか、迷惑に思うのか」と質問。答弁は「修正案は自分の考えと同じだ」と言うので、討論の際、「それなら原案の提案そのものを考え直すべきだった」と批判しました。
●笑顔で握手求める竹山市長に、「人事は納得しない」と…
本会議後の記者会見で市長は、「修正案はありがたい」と言ったそうですが、これではまるで、「旧木原与党」が「竹山与党」に変わってしまったようなものです。ともあれ、最後まで原案支持を貫いた私に握手を求める市長に対して、「人事問題は納得していませんよ」と釘を刺しました。市長選で後援会事務局長を務めた人物(左写真の中央)を、1月1日から市職員(非常勤参与=部長級の再雇用報酬支給)として採用したことについて、市民の皆さんからも疑問の声がたくさん寄せられています。「市民目線」は人事の私物化を許しません。